[TV]今週の大魔神カノン

なんで見て見ぬふりしたさ!の巻。

今回は、カノンの心が徐々に開いていく様をじっくり描いておりますな。こういう演出は好きなんだけど、今の話数を考えると、ちゃんと終わるか心配になったり…

前回、イパダダがコウモリ取り込んだのは、自分が飛ぶためではなく、飛ぶ妖怪を作るためだったのね。というか、自分の力にはならないということか?

今までは、あまり活躍がなかったハシタカのアクションシーンがすごい。あまり空中戦は描いてなかったけど、地味ながら迫力がありますな。できればもっと高高度の戦いが見たい!でも、あんまり飛べなかったりするのか?毎回、VFXの力の入り方はすごい。
そして、トモスケの一言が(笑)彼は癒しキャラだなぁ。

ジュウゾウも、もう少しタイヘイに色々と伝えておけばよかったのにとは思ったりもするけど、色々なラインの物語がやっと動き始めた感じですな。

カノンの方も駄目な方に色々吹っ切ったのか。でも、あそこまであからさまなことはしちゃあいけない。タイヘイが怒るもの無理はない。彼は人間の善意というものを信じてるというか、当然と思っているからね。タイヘイは失敗したと言うけど、あれのおかげでカノンの心が開くきっかけになるのだから結果オーライさ。

前回までは、カノンに人の悪意的な行動をさんざん見せつけて、今回は人の善意というのをみせるということか。色々と分からないではないけど、構成がゆっくり過ぎる気がしないでもない。というか、悪意の方がじっくり過ぎたような気がしますよ。

タイヘイは心ならずもストーカー的なものになってしまってるな。まあ、カノン側からしたら完全にそうなんだけど。

あの、ワンコ散歩おじさんを助けるために暴力ではなく自分の体を張って助けたタイヘイのおかげで、カノンが今までのおばあちゃんの教えを間違っていないと認識したということなのかな。
これで、やっと色々な物語がつながっていく感じになるのかな?

コミック版では、キャラやらなにやらは端折っているけど、ここまで2話でやってるから、TV版はかなりゆっくりした展開ではあるのね。

しかし、今回は脚本が荒川氏か。今回くらいの話と演出だと、カノン側の話がいいテンポだなぁ。今までだとちょっとモノローグに頼りすぎていた感があるから、このくらいで進むといいけど。