ライフ・オブ・ブライアン

いやいや、ちょっとした冗談だったのよ、ぼかあブライアンじゃないんだってばちょんちょんの巻。

モンティパイソンの映画で、これだけ見たことなかったんですよ。当時、LDとか輸入盤でもなかなか見つからなかったし。というか、ついに手にはいらなかったですよ。ホーリーグレイルは結構あったんだけどね。

で、待望の日本語版を見てみたり。
これは、色々と曰くがあったというけど、ホーリーグレイルとかよりはあからさまじゃないと言うか、結構そうならないように工夫してあるよね。
そもそもブライアンだし。ただ、その宗教を信じてる人には結構ショックなのかもしれませんな。

個人的には、狂信者というのは時として崇める人の話すら聞かず暴走する、っていうのが怖かったなぁ。小ネタとかで笑ったりはするんだけど、ラストの方はなんか怖かったなぁ。あの集団で家を取り囲んでるところとか…

でも、城の壁一杯に反体制な文章書くくだりとかは、ジョングリースの独壇場で、大爆笑しましたよ。
ああいうきまじめそうな役やらせると上手いよなぁ(笑)
エリックアイドルは、今回殆ど役に立たない役ばっかなのに、最期全部かっさらって、しかも歌い出すラストなんぞは素晴らしい流れですよ。ちょいとイヤな気分になってたんだけど、吹き飛びましたよ!

ああ、このラストで「ALWAYS LOOK ON THE BRIGHT SIDE OF LIFE」が流れるのですな。これはCDで死ぬほど聞いてて、良い曲だ、と思ってたんだけど、この映画のEDと思うと、ものすごい皮肉な曲だ!

しかし、これだけモンティパイソンが盛り上がってるのに、もう広川太一郎氏がいないというのは、なんと寂しい事よ…