エマ(10)
生きてりゃそれなりに良いこともあるの巻。
外伝短編形式で続いていた、エマもこれにて堂々の完結ですよ。
いやー面白かった。本編後半戦のような、ハラハラドキドキはないものの、各キャラクターを通して、当時のロンドンの空気感を出していて、かなり好きな感じですよ。
前にでた、ヴィクトリアンガイドとか、1期DVDに付いていたヴィクトリアンガジェットとか好きだったんで、あそこに書いてあったことが、コミックとして再現されててうれしかったり。
特に今回はアデーレの話があったり、エレノアさんがちょいと幸せになってたり、個人的に好きなキャラのフォローがあったんで、とてもよろしいです。
ラスト、3話を使ったボンクラ坊ちゃんとエマさんの結婚式はかなり幸せそうで読んでいて楽しい。今まででてきたキャラをほぼ総登場させての大騒ぎなんだけど、意外な関係が見えたりと色々と手が混んでいますな。
本編中は色々あったけど、みんな幸せなところに着地していったのは、ファンとしてはうれしい限り。
次は、どんな話を見せてくれるのか、今から楽しみですよ。
個人的には「6」が読みたいです(笑)
- 作者: 森薫
- 出版社/メーカー: エンターブレイン
- 発売日: 2008/04/25
- メディア: コミック
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