夏のあらし!(2)

あらしさんは何も間違っちゃいなかった!の巻。

前巻のラストで、あらしとカヤの正体が分かったと思ったら、怒濤の展開ですな。
あらしは今までも過去に戻って、戦時中の人々を助けていたのですな。
ここら辺は、作画の臨場感もあって凄い迫力だったんだけど、予想外だったんでびっくりですよ。
60年間、こういう事を繰り返していたんですか。明るく振る舞っているけど、つらいことですな。

今回は、カヤの昔の報われぬ恋愛の様子も描かれていて、こっちもかなり切なかったり。
おかげで薄々は出ていた潤の正体晴らしが霞んでいたり(笑)

過去に助けた人のパラドックスを上手いこと、既存のキャラで回収していくあたりはかなり上手いですな。
自分も色々気になっていたので、ほっとしたり。

ただ、また現れた新キャラは、これまた意外な感じのキャラなんで、次の巻でどのように話が回っていくのか全然分かりませんよ。

夏のあらし! 2 (ガンガンWINGコミックス)

夏のあらし! 2 (ガンガンWINGコミックス)