トランスフォーマー

眼鏡だ、眼鏡はどこにあるんだ!の巻。

そろそろ終わりそうなので、レイトで見に行ったり。
いやー、予想以上に楽しい映画でしたよ。
正直、変形とかCG部分が楽しめれば良いか程度の期待感だったんだけど、大満足!

まあ、メインストーリーなんかはマイケルベイ的な大雑把さなんだけど、今回はそれが上手いこと作用してる感じ。

2つの事を同時進行してるんだけど、結構本格的っぽい米軍サイドと、ぼんくら兄ちゃんの彼女ゲット大作戦があんなに上手いこと繋がるとは思いませんでしたよ(笑)

e-bayに出展したおじいちゃんの眼鏡が伏線だったなんて(笑)
あんなに大きいのに、眼鏡にこだわるサイバトロン戦士たち(今回は向こうさんの名前でオートボッツだけど)やら、e-bayを細かくチェックしてるデストロンのみなさんとか、変なんだけど、元々がおかしいのであんまり気にならなかったり(笑)

真面目かと思われていた米軍側も、ものすごい攻防戦の最中に、クレジットカードで国際電話とか、やけに好戦的な国防長官とか、徐々に適当時空に巻き込まれていくのが見事ですな(笑)

一番の見物は「ハッピータイム」以降のサムの家でのコント劇場!何そのドリフ大爆笑!絶対ここはスピルバーグの仕業だと思うんだけど!

ここから先は、もうアクションアクション、またアクションって感じで、ラストまで一気に見せる感じ! 市街地で巨大ロボが戦うとこうなるんだ的な映像が圧巻ですよ。
ただ、情報密度の高いものがものすごい早さで変形したりするもんだから、目が追いつかなかったり…ここら辺はDVDでコマ送りしてみたいですな。

アニメ版へのオマージュ的なシーンも結構あってにやりとさせられたり、見終わった後お腹いっぱいになる映画でしたな。

あと、上手いなあと思うのが脇役のキャラ立て。ほとんど其のシーンしか出番ない人でも、ちょっとずつ個性を付けて、印象に残るようにしてるものなぁ。まあ、大体ギャグ系なんだけど。これは、ベイ映画みて毎回思うのですよ。

感動とかそういうのはないけど、面白かったーで映画館を出る映画もたまにはよいものですよ。

しかし、次はスタースクリーム生き残るのかな?アニメ版みたいにいきなりやられちゃったりするのかな?

危険とプラセンタ公式サイト