夏目友人帳(4)
三色の虹を見たら願いが叶うらしいの巻。
このシリーズもついに4巻目ですな。めでたい。
いつもそうだけど、今回は特にちょいと感傷的な話が多いですな。電車で読んでいて、不覚にも泣きそうになりましたよ…
特に一話目はかなりきますな。導入はちょい面白系なのに、あんな話になっていくとは!人に裏切られるというのはかなり悲しい。人は良いときはありがたがるけど、何かあるとすぐに手のひらを返しますからな。最後、ふたりが一緒になったことが救いですな。
いままで、ちょいと嫌な奴っぽい(夏目視点で)名取さんとの温泉話。今回で名取さんとの距離が縮まったのかな?ただ、彼の真意が微妙に計りづらいですな。最終的に、夏目の理解者になりそうだけどね。
三話目は、話の切なさも良かったけど、ラスト近くの壁に満開の桜が良かった。あれは見て思わず涙か…
この人は、こういうお話が得意ですな。アニメや映画などで見たいシーンでしたよ。
ラストのニャンコ先生の短編はかなり良かったですよ。彼は、凄いツンデレですな(笑)
- 作者: 緑川ゆき
- 出版社/メーカー: 白泉社
- 発売日: 2007/08/04
- メディア: コミック
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