グエムル-漢江の怪物- コレクターズ・エディション
怪物に攫われた娘を取り戻せの巻。
どうしようか悩んでいたものが近所で半額で売っていた物を購入。
うーむ、途中までは面白く見ていたのだけど、ラストがやるせないですな。韓国映画ってあんまり見ていないけれど、自分が見る物はこういう救われないオチが多い気がすますよ。「シュリ」とか「JSA」とかね。
今回、一番見たかった怪物はかなり良くできていましたな。冒頭の突然川から上がってきて、広場を走っていくところはさすがにすごい! あの大きさといいかなり怖いですよ。
食われた人が口からブラーンと出てるところとかはイヤすぎです。
あの家族の言うことをあんまり信じない人々とか、ちょいとあり得ない感じもあるけど、韓国映画は誇張表現が多いからこういうもんだと思えばね。
というか、政府とアメリカへの不信感みたいな物がテーマとして入っているんだろうな。
ただ、それよりも家族の絆、みたいな物が前面に出ているので、見ている間はそんなに気にならず。
怪物に娘を攫われたおかげで、バラバラだった家族が分かり合えるようになる、というのはすごい皮肉な映画ですよ。
そして、絆を大事にしようとしてる人が死んじゃうっていうのはきつい。
やっと見つけたと思った娘さんも死んでるというのは、辛すぎる。確かに、一緒に攫われてた子供をこれから育てていくという、絆の繋がりはあるだろうけど、みててきついですよ。
特撮とか、演出とかの見どころは多いけど、半額で売ってたのはちょいとわかる気がする。救われない話は何度も見たくない物ね。
ただ、この監督の演出とかは気になったので「殺人の追憶」とか、見てみたいなぁ。
グエムル-漢江の怪物- コレクターズ・エディション [DVD]
- 出版社/メーカー: ハピネット・ピクチャーズ
- 発売日: 2007/01/26
- メディア: DVD
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