機動戦士ガンダムTHE ORIGIN (14)

ついに開戦の巻。

かなり長かった過去の話もこれで終わりなのかな？
今回は、設定的には聞くけれど、実際どういうことが起こったかはあんまり語られていない、ルウム戦役を細かくやっていて面白い。
しかし、ジオンの方もギレンとかは、戦争馬鹿だけど、デギンとかは極力回避しようとしてたのね。
それなのにレビルにあんなこといわれれば怒るわな。しかし、なぜにレビルはあんなこといったんだろ？　あれさえなければ、もう少し回避できたかも知れないのに、南極条約で…

あと、今まで良くわからなかったマ・クベの真意が面白かった。あんな人なのに、なぜにキシリアが使っていたのかが分かったり。確かに、開戦には必要だけどその後はいらなくなるわな。生粋の軍人でもないし。これから、本編の方ではTVのようなだめ人間になるだろうから、そのギャップが面白い（笑）
今までの過去話は、名前は出てるけど、物語として語られなかった人物が多かったけど、今巻は開戦前夜ということもあって、TVで見知った顔が様々な思惑で動き出すので、かなりワクワク。

もう、リュウさん、格好良すぎるんだけど！　ただ、これがあるから、仲間のために特攻しちゃうんだとしたら悲しいなぁ。折角助かった命なのに…

かなり盛り上がってきた、オリジン。次もかなり楽しみ！

機動戦士ガンダムTHE ORIGIN (14) (角川コミックス・エース (KCA80-17))