今週の閃光のナイトレイド

まだ、お前は俺を信じないのかの巻。

ついに三好と伊波が戦うかと思いきや、やはり伊波も疑問に思っていたのね。というか、高千穂は思想はともかく、色々やりすぎだ。原爆を手に入れたあたりから思想がおかしくなってしまったのか?それとも彼女が自決した時から、彼の時間は止まってたのかも…

棗は、高千穂の部下との最終決戦。正直、彼の方が色々能力がある分有利よね。案の定、棗は押され気味。どうにかこうにか勝ったと思ったら、そんなオチ…棗はこの作品で一番不憫なんじゃないだろうか。最後まで雪菜に心配をかけない様にするところなんかは悲しすぎる。もう少し色々掘り下げて欲しかったキャラですよ。

しかし、それで信じちゃう雪菜もスゴイけどね…
高千穂の計画を見て、信託をやめちゃうのか静音。まあ、そうだろうねえ、どうも預言者というものに疑問を持っていたみたいだし。

そして、桜井さんはたぬきが過ぎる!高千穂も踊らされたということか。切ないなぁ。それだけの能力があるのに、桜井さんは軍に使えるしかないのか。他の人生もあっただろうに。そんな彼も、中国軍に踊らされていただけというのは、悲しいね。

雪菜たちがやったことは、のちに影響を及ぼしたんだろうか?歴史を見ると微妙なのよね。

伊波と三好はやはり良いコンビだ。そして、そういうところで変に信じてしまう伊波はお人好しなのだろうなぁ。あの時点で、三好に勝算はなかったんだろうし…

ははは、最後は風蘭でシメか! 成長してるし! あの写真があるということは三好は生きているのか! 記憶がなくなった静音とせめて幸せに暮らしているといいんだけどね。

なんやかんやで好きな作品でした。こういう、荒俣宏チックな虚々実々な歴史物が大好物というのもあるんだけど。でも、スパイ物と高千穂の陰謀という軸があると1クールは短すぎるよね。せめて2クールで見たかった。そして葉加瀬太郎の曲ももう少し聞きたかった…