学園キノ（２）

茶子先生登場の巻。

「キノの旅」スピンオフ（？）シリーズ、まさかの２巻目ですよ。
今回は、書き下ろしのイラストとかも多めで、うれしい感じ。

前巻もそうだったけど、ストーリーはもちろん、文中に色々織り込まれてる、パロやら小ネタが楽しいですな。
なんだろ、ＺＡＺチームの「フライングハイ」とか「裸の銃を持つ男」とかを小説にするとこんな感じなんでしょうか。

結構お気に入りな新キャラ、黒島茶子先生がよいですな。と、思ったらティーなのか！全然気づかなかった。というより、本編とキャラが違いすぎるだろ！まあ、先生状態はかなりカワイイから良いですが（笑）

４話に出てきた対魔物特殊部隊の女性隊長さんはもうでないのでしょうか？結構面白キャラだっただけに、再登場を期待しちゃったりなんかしちゃったりして。

すぐやる部は、何故にアリソンをやろうとしたのか？その説明のがないのが良いですな。こういう、作品内宣伝は嫌いじゃないですよ。というか、キノがアリソンというのは無茶でしょ（笑）どちらかというと、茶子先生なのでは。

サエモド仮面のちょいと良い話も、文章で読むとそうでもないのだけど、あのカッコでウロウロしてると思うとかなりシュールだよなぁ（笑）

今回は、かなり満足度の高い感じでしたよ。これは、３巻とかもあったりするのか？

学園キノ〈2〉 (電撃文庫)