School Rumble Vol.17 (17)

嫉妬の炎と友情との巻。

初期は面白かった物の、最近は惰性で買っていたスクールランブルの最新刊。
なんだけど、この巻は来ましたよ！　前巻あたりから、お嬢、沢近が播磨への大攻勢（ほとんど誤解なんだけど…）をかけ始めていたけど、もうこの巻から隠すことを完全にやめてしまってすごい面白い。

基本的に、播磨を巡るドタバタギャグで、恋愛とかはツマみたいに思っていたんだけど、お嬢の播磨へのアタックが始まってからはこの今までずっと張っていた、恋愛フラグが一気に吹き出した感じで、ギャグがなくても面白いですよ。というかこのまま行って欲しい！　今まではここまで盛り上げておいてギャグで落とすと言うのがパターンなんだけど、それはして欲しくないなぁ…

お嬢は播磨が好きなのは天満だと薄々感づいてるみたいで、それで少し引いてる部分があるけど、どうせ天満には烏丸がいるんだし、一気に押して欲しいところ。
というか、八雲との三角関係をもっと見せてください！　結構前の方でも同じような展開をやっていたけど、全員自覚がある現在の方が数段スリリングですな。
特に小林氏のほかの作品（夏のあらし）なんかを見ると、結構ストーリー性のあるマンガの方が向いているような気もしますしな。

ここで終わってもよいような勢いで突き進んで頂きたい。というか、八雲はなんだかんだ言って、他の人とくっついても幸せになれそうなので、播磨はお嬢に上げてくださいよ。

久々に、次の巻が楽しみですよ。

School Rumble(17) (講談社コミックス)