バブルへGO!

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うーむ、結構惜しい作品だったなぁ。ホイチョイだからあんまり期待はしてなかったんだけど、というか、あの時代を再現したビジュアル目当てで見に行ったので、その辺は満足ですよ。
尾上氏はじめ、特撮班はかなりガンバってる感じ。何気ないシーンの背景とか凄いこだわってる。ものすごく電飾看板の多い銀座とか、何気ないところが光ってるし。新海誠作品の美術監督、丹治 匠氏と樋口真嗣監督が画コンテ書いてたり、特殊メイクで原口智生氏が参加してたりと、どこの平成ガメラですか的だしね。つか、ローレライかフジテレビだし。

役者さんの、現代→過去の演技も落差が激しかったりあんまり変わってなかったりと、なかなか良かったなぁ。特に阿部寛が凄い。確かにあんな髪型だった! そして、格好いいのにものすごく軽い! 昔のドラマってあんな感じだったなぁ(笑)

なんだけど、バブルをくい止めるっていうのに固執しすぎてシナリオがはじけてない。メインの軸は良き感じなんだけど、広がりがないというか…
ローライズネタ、「やばい」ネタとかは面白かったんで、そこら辺のギャップネタをもっと突っ込めば良かったのに…

どうせ、「三丁目の夕日」が上の年代に流行ったんだから、バブル時代舞台にすれば、30代が懐かしむんじゃない?みたいな企画なんだからもうちょっと遊びが欲しかった気がするのよね。

時代的には正しいんだけど、もっと変な(というか笑える)時代になるのは、後1、2年後だからなぁ。そこら辺で嘘をつくか、時代を移動する様なシナリオにするかすれば良かったのに。そこが惜しい!

でも、バブル続けちゃえ!なラストはびっくり。あの時代を笑うんじゃなくて、あのころは良かった映画だったのね。まあ、そう思ってる人も多いだろうけどね。

これで、ホイチョイの映画は終わりかなぁ。ちょいと時代とずれてる感じになってるしなぁ。