うつうつひでお日記

吾妻ひでお氏の日常を淡々とつづった日記マンガ。

ほぼ半年分の日記なんだけど、劇的なことはほとんど起こらず、淡々と日常を描いた、本当の日記マンガ。

でも、これが面白い。主に描かれてることは、一日の仕事の分量、読んだ本、食べた物、格闘技の結果なんだけど、これが不思議なリズムがあって、読みやすい。

しかし、結構なキャリアだと思うんだけど、こういう生活なのね。まあ、このスタンスだからこそ、長く続けられるんだと思うんだけど。
この本「失踪日記」とも対になっているのが面白い。ほんの持ち込み企画がどんな感じで、書籍になるのかが結構書き込まれていたり。イーストプレスはあたりを引きましたな。
しかし、あの本、賞を取ることになるとは思いもしないモンなぁ。あの本売れて良かったなぁ、とこの日記を読んでるとしみじみ思ったり（笑）

うーむ、やはりななこＳＯＳの文庫とかも揃えようかなぁ…

うつうつひでお日記 (単行本コミックス)