わたしはあい(3)

天才ギャルゲーデザイナーが、介護用ロボのAI開発に関わることになって、萌えなどを教えていくという物語。

最初の出発点は、メイド喫茶で働かせたり、萌えな動きとはを解析していたり、ゲームキャラのモデルになった彼女は全然イメージが違ったりと、いったい何処へ行くんだ系の話だったんだけど、最終巻である今巻は、人間の本質とは?ネットとは?みたいな、プチ攻殻機動隊みたいになってびっくり! まあ作者の人を考えると、こっちが普通なわけで元に戻っただけなのかもしれないけど、落差激しすぎ!

しかし、開発チームから逃げるときに、メガネッ娘高校生がスネークばりのステルス術で移動するのに大爆笑したので良し!
それに、発達したAIが自我に目覚めるというのは、良くある話だけど、人間を欺くためにドジッ娘を装うというのは、斬新。悪魔合体みたいな話だなあ。

話自体は、かなり面白かったんで、この路線をもう少し続けて欲しいなぁ…

わたしはあい(3)<完> (モーニング KC)

わたしはあい(3)<完> (モーニング KC)