しずるさんと無言の姫君たち
おとぎ話な殺人事件の巻。
しずるさんの安楽椅子探偵シリーズの三作目。
今回は、↑なモチーフの話で、まとめてあるのね。多少強引な所もあるけど、こういうテーマな感じがこのシリーズにはよく似合うなぁ。しずるさん的なおとぎ話の解釈も面白い。達観してるようで、妙にロマンチストなところがあるのね。
よーちゃんは相変わらず、情報収集能力がすごいな! 一応、警察関係者の家族とは言え、某シリーズのスケアクロウなみですよ。
というか、今回は某シリーズとのリンク的なガジェットが結構出てきたような。
雪山事件に出てきた雨宮って「リセット」だよね。事件現場、雪崩で無くしちゃうし。今までは、あの病院以外は、結構ぼかしてた気がするけど、キャラクターが出てくるとは。とはいえリセットは、結構色々出てるからなぁ。
もしかすると、しずるさんももう別の名前で出ていたりするのか?
それと、チクタに出てきた、時計の帽子って「不気味な泡」の事なのかな?
そこら辺が明かされる日は来るのかな?気になる…
しずるさんと無言の姫君たち―The Silent Princess In The Unprincipled Tales (富士見ミステリー文庫)
- 作者: 上遠野浩平,椋本夏夜
- 出版社/メーカー: 富士見書房
- 発売日: 2006/12
- メディア: 文庫
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