しずるさんと無言の姫君たち

おとぎ話な殺人事件の巻。

しずるさんの安楽椅子探偵シリーズの三作目。
今回は、↑なモチーフの話で、まとめてあるのね。多少強引な所もあるけど、こういうテーマな感じがこのシリーズにはよく似合うなぁ。しずるさん的なおとぎ話の解釈も面白い。達観してるようで、妙にロマンチストなところがあるのね。

よーちゃんは相変わらず、情報収集能力がすごいな! 一応、警察関係者の家族とは言え、某シリーズのスケアクロウなみですよ。

というか、今回は某シリーズとのリンク的なガジェットが結構出てきたような。

雪山事件に出てきた雨宮って「リセット」だよね。事件現場、雪崩で無くしちゃうし。今までは、あの病院以外は、結構ぼかしてた気がするけど、キャラクターが出てくるとは。とはいえリセットは、結構色々出てるからなぁ。

もしかすると、しずるさんももう別の名前で出ていたりするのか?

それと、チクタに出てきた、時計の帽子って「不気味な泡」の事なのかな?

そこら辺が明かされる日は来るのかな?気になる…