帝都東京・隠された地下網の秘密〈2〉地下の誕生から「1‐8計画」まで

東京の地下についての秘密を解き明かす第2弾。

前作では、地下鉄と丸の内近辺の地下駐車場についてがメインに書かれてたけど、今回は品川砲台とか、地図に描かれた暗号なんかについて書かれてたり。
江戸地図の読み方なんかは、技法があるというのは知っていたけど、実際の見方なんかが書かれていて面白い。それの発展系としての地図を読み解く暗号なんかはダヴィンチコードならぬマップコードなんじゃあないかと思うほど鮮やか、と言うか強引と言うか(笑)

実際、確かに帝都防衛の観点から隠されていることなんかはあると思うけど(作中に書かれてるような皇居内の様子とか)、「1−8計画」の読み方はちと強引じゃあないのかなぁ(笑)

あと気になることと言えば、今回やけに薄くなってること。まあ、前回のは書きためた本だろうからしょうがないとは思うけど。

でも、気になることも沢山出てきてるので、もう一冊くらいは出てくれないかなぁ。