仮面ライダー響鬼―明日への指針(コンパス)
去年のライダー、響鬼のノベライズ版。実は発売日に買ってたんだけど、続編が出るまで読むの待とうと思って寝かせていたんだけど、出そうもないので読んでみたり。
内容的には、1〜4話辺りの中学生だった頃の明日夢の話でまとめられてる。だから、あきら君は名前しか出てこないし、ヒビキさんとは何となく友達になれたくらいで、高校受験の日で終わるもの凄いプロローグ編。
内容的には、TVでは結構省かれていた、明日夢の内面に対する描写がかなり濃くなっていて読み応えがある。設定などもさらりと補強してあったりして面白い。特に明日夢が行った城南高校には、元鬼だった風見先生!がいるという部分。城南って付く学校は平成ライダーではお約束で、大学に風見って先生がいるっていうのは、アギトあたりで出てきてたりするし。その先生の娘だだったりするのか?
しかし、「たちばな」があって「竜巻」に乗って、サポートが「猛士」でって、かなり初代を意識してるネーミングだよなぁ。おまけに「風見」がいるんじゃ「結城」って科学者もいるんじゃないのか?
と、面白い物の続きが出ないんで、ホントにプロローグにしかなってないのが残念。単体で見ても面白いけど、やっぱり続きが読みたいなぁ…
特に後半の、京介の内面とか面白そうなのに…
ただ、イラストはどうなのかなあ。おやっさんとかヒビキさんは似てるし、戦闘シーンは迫力あるんだけど、明日夢とかモッチーがちょっと、アニメアニメしてるというか… もう少し、リアルよりで見たかったなぁ、そこがチト残念。
仮面ライダー響鬼―明日への指針(コンパス) (ソノラマ文庫)
- 作者: 稲元おさむ,石ノ森章太郎
- 出版社/メーカー: 朝日ソノラマ
- 発売日: 2005/07
- メディア: 文庫
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