獣たちの夜
BLOODシリーズの原案者、押井守の小説版。
つーても、ノベライズじゃなくオリジナル作品。まず、音無小夜が殆ど出てこない。というか、脇役だったりする。そんなことよりも、学生闘争に明け暮れる高校生が、もうこれでもかという位に描かれている。これは素晴らしい! まあ、半自伝的らしいので、殆ど体験したことなんだろうな、本人が。
そこが、屈折してるようで、妙に楽しそうなんだよな。
しかし、BLOOD+見て、しらないでこれ読んだらどう思うんだ?
というか、ここら辺とか映画とか上手くBLOOD+に繋がるのかなあ?
映画のラストでベトナムいくから、そこと繋がりそうだけど…
いまは、寺田克也絵なカバーになってたり。
獣たちの夜―BLOOD THE LAST VAMPIRE (角川ホラー文庫)
- 作者: 押井守,寺田克也
- 出版社/メーカー: 角川書店
- 発売日: 2002/07/10
- メディア: 文庫
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