獣たちの夜

BLOODシリーズの原案者、押井守の小説版。
つーても、ノベライズじゃなくオリジナル作品。まず、音無小夜が殆ど出てこない。というか、脇役だったりする。そんなことよりも、学生闘争に明け暮れる高校生が、もうこれでもかという位に描かれている。これは素晴らしい! まあ、半自伝的らしいので、殆ど体験したことなんだろうな、本人が。
そこが、屈折してるようで、妙に楽しそうなんだよな。

しかし、BLOOD+見て、しらないでこれ読んだらどう思うんだ?

というか、ここら辺とか映画とか上手くBLOOD+に繋がるのかなあ?
映画のラストでベトナムいくから、そこと繋がりそうだけど…

いまは、寺田克也絵なカバーになってたり。