ハウルの動く城

ジブリ映画は映画館ではなく、DVDなので今回もDVDで視聴。

なんか、ちまたでは賛否両論だったけど、自分はかなり好きだったり。
キムタクも、このハウルならキムタクで全然かまわない、というか、当て書きなんじゃないかこれ?

というか、久々に正統派宮崎ヒロインを見た気がする、外見も含めて。半分くらいおばあちゃんだけど(笑)。
ラナとかシータの正統後継者なのでは。ただ、他のヒロイン(つーか作品)と違うのは、男が弱いことなんじゃないかなぁ。
空を歩くなんて、いつもならクライマックスに持ってくる様な演出を、冒頭に持ってきたり、色々本人が遊んでる感じがして、楽しかった。ここまでストレートにラブストーリー作ったの初めてなんじゃないかなあ。いつも照れ隠しが多かったし。そりゃ、助けられて空飛ばれたら、恋に落ちるさ!

戦争についても、若い世代にいわなきゃ分からんと思った感じがする。今までは裏に結構隠していた物を全面に出してきた感じ。でも、説教臭くはないんだよな、今回。多分、説明的な部分を演出で処理して、セリフにしてないからだとは思うんだけど…
ただ、裏を読もうとしたら、何となくだけど、映画業界についてと、日本社会の仕組みについて、結構な皮肉を入れてあるような気もするんだけどね…

しかし、演出とか画面構成が今までの総決算って感じがするんだよなぁ。なんか、これが最後という意気込みで作っているような気がしないでもない(バトンタッチで、時間がないから、あり合わせで作ったのかもしれないけど…)
久石譲の音楽も、原点回帰なイメージがかなり強かったし…
自分は、倍賞千恵子な声でも、十分に可愛いと思いますよ、ソフィー。

オンユアマーク見たかったんで、買ったのはこっち↓